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2016年8月15日月曜日

電子書籍の表紙を作った02
持っている知識でアウトプットしてみる編

電子書籍の表紙を作るといっても、はじめての経験です。さいわい、データのお渡しまで2週間ほどあります。はじめてのこと…とはいっても、電子書籍の中身は長年取り組まれてきたライフワークのノウハウを凝縮してまとめた内容です。せっかく声をかけていただいたのですから、少しでも結果に貢献できるよう準備しないといけません。そこで、作業に取り掛かる前に自分が持っている知識を整理して軽くアウトプットすることからはじめました。

最初に本やWEBを見て周ってインプットから入るのもいいのですが、今回は先に整理しつつ軽くアウトプットすることからはじめます。アウトプットといっても思いつたこと文字していく程度の軽いものです。こういう時は、twitterを使い140文字のツイート×3回ぐらいで1テーマをまとめるのが好きです。

以下、twitterで実際にアウトプットとして書いたものです。


紙の本と電子書籍の違いから出発

紙の本と電子書籍の最も大きな違いは、その売り場にある。紙の本は書店の店頭とAmazonなどのWEB上の書店が主戦場。電子書籍はWEB上の書店が主で店頭売り場は考慮しなくていい。WEB上の本レビューやkindleやスマホの端末上も主戦場だが、これはどちらも同じ。 
紙の本はライバルがひしめく売り場で、手に取ってもらわなければならず、そのため目立つことが求められてきた。そのため、ピンクの表紙や真っ黒の表紙を採用してヒットした本もある。著者が無名で実績がなければ、店頭に数日以内に撤去されるから切実なのだ。 
電子書籍は撤去される心配はないが、まったく誰の目にもとまらない状態にはなりえる。紙の本でいうところの倉庫で眠った状態だ。しかも、こういった本は今後も増える続けるため、読む価値のある本を選別する仕組みやレビュアーの存在が重要になっていくと思われる。


販売のための工夫について

電子書籍の売れ行きに関しては、著者の知名度やAmazonランキングに食い込めるか(最初に一気に売れるか)が重要とされているので、初回購入特典をつけるパターン多い。これは、初期のころからそうだが、どちらかというとAmazonハック的なニュアンスが漂う。

合わせて、巻末に自サイトへの誘導があったり、レビューのお願いがあったりと、後につなげる工夫が目立つ。個人的には、内容がよかった電子本の著者サイトが書いてあれば必ず訪れるが、そこに買った本の内容がブログ記事としてあったりすると殺意を覚える(笑 

逆にフォローアップが手厚かったり、関連本・サイトへのリンクがあったりするとブックマークする。そういう意味では、電子書籍の表紙は、紙の本ほど販売促進の機能は持たせなくてもいい。当然、適当なデザインはだめだが、著しく販売促進に傾かなくてもいい。


表紙のデザインについて


デビュー作の電子書籍で、どのようなビジュアルするか問題。一般的には、男の子は青、女の子は赤が好きいわれているが、そうではなく育った環境の影響が大きいとする説もあり(もしくはその2つとも)どう捉えればいいのか迷う。右半分赤、左半分青の表紙で押した通したい気もする。
進化心理学では、男が青がすきなのは、狩りが仕事であったころの名残りと説明されることがある。男→狩り←空を見て天候をはかる 女→木の実採取←熟れた赤色をみつける 同時に自分が好きなもの(母校の旗とかサービスのロゴ色)も自然と好きになるらしい。
また、山・緑・川・生物なども好まれる。以上から青系・赤系・販売サービスのコーポレートカラーを使い、自然物のイラストをあしらったものがデビュー作の表紙に良いと考えられる。ただし、没個性にもなりえるので、他の本に埋もれない雰囲気は出していきたい。 

このアウトプットを書いた時点では、頭の中で考えただけの仮説以前の想像のようなものです。この後、実際にAmzazonで販売されている電子書籍を確認したり、関連書籍やWEBで体験として書かれていることを読みつつ、現実とすり合わせをおこないます。



>電子書籍の表紙を作った03表紙の方向性まとめ

>表紙を作った本のレビュー




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